
ディラン・オブライエン
ミッチ・ラップ役
1991年、アメリカ・ニューヨーク生まれ。TVシリーズ「ティーン・ウルフ」(11-17)で俳優デビュー。主役の親友スタイルズを演じて人気者となる。『High Road(原題)』(11・未/マット・ウォルシュ監督)で映画デビューを果たす。『ファースト・タイム 素敵な恋の始め方』(12・未/ジョナサン・カスダン監督)、『インターンシップ』(13・未/ショーン・レヴィ監督)、『バーニング・オーシャン』(17/ピーター・バーグ監督)に出演。さらに、ベストセラー小説を映画化した『メイズ・ランナー』(14/ウェス・ボール監督)で主演トーマス役に大抜擢、大ヒットシリーズとなり『メイズ・ランナー2砂漠の迷宮』(15)、第3弾『メイズ・ランナー最期の迷宮』(18年6月)の公開を控える。
マイケル・キートン
スタン・ハーリー役
1951年、アメリカ・ペンシルベニア生まれ。コメディ番組出演の後、『ラブINニューヨーク』(82/ロン・ハワード監督)で最初に注目され、次に、『ミスター・マム』(83/スタン・ドラゴッティ監督)、『ドリーム・チーム』(89/ハワード・ジーフ監督)といった人気作に主演。1989年には、『偽りのヘブン』(88・未/グレン・ゴードン・キャロン監督)と『ビートルジュース』(88/ティム・バートン監督)の両作品で全米映画批評家協会の最優秀男優賞に輝いた。バートン監督とは、タイトルロールを演じた大ヒット作『バットマン』(89)、『バットマン リターンズ』(92)で再びチームを組んでいる。2015年の米アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(14/アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督)でリーガン役を演じ、批評家や観客の称賛を浴びた。この演技で、ゴールデングローブ賞/インディペンデント・スピリット賞/米国映画批評会議賞の最優秀男優賞を受賞し、キャストとともに全米映画俳優組合(SAG)賞アンサンブル演技賞も受賞した。さらに、米アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した『スポットライト 世紀のスクープ』(15/トム・マッカーシー監督)にも出演。近年は、マクドナルドの創始者レイ・クロックを演じた『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』(16/ジョン・リー・ハンコック監督)、『スパイダーマン:ホームカミング』(17/ジョン・ワッツ監督)などがある。
テイラー・キッチュ
ゴースト役
1981年、カナダ・ブリティッシュ・コロンビア生まれ。2006年、NBC放送の高評価を受けたスポーツドラマ「Friday Night Lights」(06~11)でティム・リギンズを演じ、ブレイクした。映画では、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(09/ギャヴィン・フッド監督)、『バンバン・クラブ-真実の戦場-』(10/スティーヴン・シルヴァー監督)、『ジョン・カーター』(12/アンドリュー・スタントン監督)、『野蛮なやつら/SAVAGES』(12/オリヴァー・ストーン監督)、そして、2012年にはSF超大作『バトルシップ』(ピーター・バーグ監督)に主演。その後、前述の「FridayNightLights」のクリエイター、ピーター・バーグと再びチームを組んだ、『ローン・サバイバー』(13)に出演し高評価を得た。2014年、TV界に戻り、HBO放送のエミー賞受賞ドラマ「ノーマル・ハート」、HBO放送の「TRUE DETECTIVE/ロサンゼルス」(15)に出演した。
サナ・レイサン
アイリーン・ケネディ役
1971年、アメリカ・ニューヨーク生まれ。イエール大学で演劇を学ぶ。主な出演作品は、『ブレイド』(98/スティーヴン・ノリントン監督)、『ベストマン』(99・未/マルコム・D・リー監督)、『最高の贈りもの』(13・未/マルコム・D・リー監督)、『ブラウン・シュガー』(02・未/リック・ファムイーワ監督)、『タイムリミット』(03/カール・フランクリン監督)、『エイリアンVS.プレデター』(04/ポール・W・S・アンダーソン監督)、『Something New』(06・未/サナー・ハムリ監督)、『The Family That Preys』(08/タイラー・ペリー監督)、『コンテイジョン』(11/スティーヴン・ソダーバーグ監督)、『パーフェクト・ガイ』(15/デヴィッド・M・ローゼンタール監督)などがある。近作は、『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』(16/ジョン・M・チュウ監督)で、マーク・ラファロとペアを組む警部を演じている。
デヴィッド・スーシェ
スタンスフィールド役
1946年、イギリス・ロンドン生まれ。ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの準団員であり理事でもある。アガサ・クリスティの「名探偵ポワロ」(89~13)の全74話で演じたエルキュール・ポワロ役で世界中に知られている。2010年に大英帝国勲章を受章した。そのほか、舞台でも活躍しており、ローレンス・オリヴィエ賞などノミネートされている。主な出演作に、『ハリーとヘンダスン一家』(87/ウィリアム・ディア監督)、『ワールド・アパート』(88/クリス・メンゲス監督)、『エグゼクティブ・デシジョン』(96/スチュアート・ベアード監督)、『ダイヤルM』(98/アンドリュー・デイヴィス監督)、『セイブ・ザ・ワールド』(04/アンドリュー・フレミング監督)、『バンク・ジョブ』(08/ロジャー・ドナルドソン監督)など。